大きい窓に合う選び方


リビングの掃き出し窓や、天井まで伸びる大きな窓に木製ブラインドを取り付けると、空間の印象は大きく変わります。布のカーテンとは違い、木のスラットがつくる水平ラインと自然な陰影が生まれ、すっきりとした落ち着きのある窓辺になります。

株式会社サカモトでは、鳥取県智頭町の杉を中心とした国産材を使い、木製ブラインドや内装材、フローリング材、家具などを製作しています。木の質感を活かした空間づくりを大切にしているため、大きい窓に木製ブラインドを検討される方には、見た目だけでなく、重さ、たたみ代、取付位置、操作方法まで含めた選び方をおすすめしています。

大きい窓に木製ブラインドが向いているのは、木の温もりを住まいに取り入れたい方、和モダンやナチュラルな雰囲気を整えたい方、カーテンよりすっきり見せたい方です。一方で、毎日頻繁に全開閉する窓、湿気が多い場所、取付下地が弱い場所では注意が必要です。選ぶときは、素材の美しさだけでなく、日々の使いやすさと安全に取り付けられるかを基準にすると失敗しにくくなります。


木の質感を大切にしたい方へ

木製ブラインドは、窓まわりにも本物の木の質感を取り入れたい方に向いています。大きい窓ではブラインドが占める面積が広いため、素材の印象がそのまま部屋全体の雰囲気につながります。

天然木のスラットは、光をただ遮るだけではありません。角度を少し変えることで、室内に入る光をやわらかく調整できます。昼間は外からの視線を抑えながら明るさを取り入れ、夜はスラットを閉じて落ち着いた空間にできます。床材や家具、柱、建具と木の色味を合わせたい方にも使いやすい窓まわりです。

サカモトのウッディブラインドは、智頭杉の木目や色合いを活かした製品です。智頭杉は節が少なく、木目が美しい材として知られています。大きい窓に取り入れると、木の表情が連なり、一般的な樹脂製やアルミ製のブラインドとは違う自然な存在感が生まれます。

ただし、天然木は軽い布製品とは異なり、サイズが大きくなるほど重量も増えます。木の質感を重視する場合でも、設置する窓の大きさや操作頻度に合わせて、横型、縦型、分割、ギア式などを検討することが大切です。


注意したい窓と暮らし方

大きい窓に木製ブラインドを取り付ける場合は、その窓をどのように使っているかを先に考えることが大切です。見た目に合う製品でも、暮らし方と合わなければ使いにくさが出ることがあります。

たとえば、ベランダや庭へ頻繁に出入りする掃き出し窓では、毎回ブラインド全体を上げ下げする使い方は負担になりやすいです。この場合は、窓を2台に分け、出入りする側だけを動かせるようにすると使いやすくなります。サッシの縦枠に合わせて分割すれば、見た目も自然にまとまりやすくなります。

一方で、外の景色を見せたい大きな窓や、普段はスラットの角度調整だけで使う窓では、1台で納めたほうがすっきり見える場合もあります。どちらが正解というより、日々の動作に合っているかで選ぶことが大切です。

湿気の多い浴室や、水はね、油はねが気になるキッチンまわりでは、天然木が適さないこともあります。木は自然素材のため、湿度や水分の影響を受ける場合があります。そうした場所では、耐水性のある木目調ブラインドなども候補になります。リビングや和室の大きい窓には天然木、水まわりには別素材というように、場所ごとに選び分けると安心です。


迷ったら重さと納まりを見る

大きい窓に木製ブラインドを選ぶとき、迷ったら「重さ」と「納まり」を確認してください。色やデザインも大切ですが、毎日使うものだからこそ、無理なく操作できるか、きれいに取り付けられるかが満足度を左右します。

木製ブラインドは、アルミブラインドやロールスクリーンに比べると重くなりやすい製品です。特に横幅も高さもある窓では、1台で作ると上げ下げの負担が大きくなることがあります。そのため、操作を軽くするギア式やループ式、電動式、分割設置などを検討する価値があります。

納まりでは、窓枠の内側に入れる天井付けと、窓枠の外側に付ける正面付けで印象が変わります。天井付けはすっきり見えますが、窓枠内の奥行きが足りないと、スラットやラダーテープがサッシの鍵、網戸、窓まわりの設備に干渉することがあります。正面付けは少し存在感が出ますが、たたみ代を窓の上に逃がしやすく、開口を広く確保しやすい方法です。

サカモトでは、窓のサイズや形状、空間の雰囲気に合わせてウッディブラインドをご提案しています。ご相談の際は、窓の幅と高さだけでなく、窓枠の奥行き、窓上の壁の高さ、サッシの形状も分かると、より具体的にご案内しやすくなります。


ブラインド

大窓で後悔しやすい点


大きい窓に木製ブラインドを取り付けるときに後悔しやすいのは、取り付けた後に「思ったより重い」「窓がふさがって暗い」「隙間から光が漏れる」と気づくことです。どれも事前に確認すれば避けやすい問題ですが、商品写真だけを見て選ぶと見落としやすい点でもあります。

大窓では、製品サイズが大きくなるほどスラットの枚数や重量が増えます。さらに、全開にしたときに上部へ残るたたみ代も大きくなります。窓枠の中にきれいに納めることだけを優先すると、実際の生活では採光や出入りのしやすさに影響することがあります。


重さは操作方法で変わる

大きい窓の木製ブラインドは、操作方法によって使いやすさが変わります。天然木は素材そのものに重みがあるため、大きな1台を手動で上げ下げする場合、負担を感じることがあります。

一般的なコード式は構造がシンプルですが、サイズが大きくなると引き上げが重くなりやすいです。毎日上げ下げする窓では、ギア式やループコード式など、操作を助ける仕組みがあるものを選ぶと安心です。サカモトの横型ウッディブラインドにもギア式の製品があり、窓の形状や使い方に合わせてご相談いただけます。

頻繁に出入りする掃き出し窓では、ブラインドを分割する方法もあります。1台あたりの幅を小さくすると重量が分散され、操作がしやすくなります。出入りする側だけを開けられるため、庭やベランダへの動線も確保しやすくなります。

さらに、高い窓や吹き抜けの窓では、手が届きにくいこと自体が問題になります。その場合は、電動式や別仕様の製品も含めて検討したほうがよいでしょう。木の質感を楽しみながら日々の操作に負担を残さないことが、大きい窓では大切です。


たたみ代は先に確認する

木製ブラインドを上まで引き上げたとき、スラットが上部に重なって残る部分をたたみ代といいます。大きい窓では、このたたみ代が想像より大きくなり、窓の上部をふさいでしまうことがあります。

たたみ代は、製品の高さが高いほど大きくなります。また、スラット幅が細いほど枚数が増えるため、同じ高さでもたたみ代が厚くなりやすいです。大きい窓では、細いスラットより幅広のスラットを選んだほうが、たたみ上げたときの厚みを抑えやすい場合があります。

特に掃き出し窓で注意したいのは、窓枠の内側に取り付ける天井付けです。天井付けは見た目がすっきりしますが、ブラインドを全開にしても、たたみ代がガラス面の上部に残ります。窓からの景色が少し隠れたり、部屋が暗く感じたり、出入りのときに気になったりすることがあります。

この問題を避けたい場合は、窓枠より上の壁面に取り付ける正面付けを検討します。たたみ代の分だけ上に逃がせば、ブラインドを全開にしたときに窓の開口を広く見せられます。ご相談時には、全開時にどの位置までたたみ代が残るかを確認しておくと安心です。


分割位置で光漏れを抑える

大きい窓では、ブラインドを2台や3台に分けて取り付けることがあります。分割すると操作が軽くなり、使う場所だけ開閉できるため便利です。しかし、分割した部分にはわずかな隙間ができるため、位置を考えずに分けると光漏れが目立つことがあります。

おすすめは、サッシの縦枠や中央の召し合わせ部分に合わせて分割する方法です。ブラインド同士の隙間の後ろにサッシのフレームが来るようにすると、光の筋が目立ちにくくなります。見た目にも自然で、窓そのもののラインとブラインドの切れ目がそろいやすくなります。

リビングでテレビを見る位置に強い西日が入る場合や、寝室で朝日を抑えたい場合は、分割位置が特に重要です。数センチの違いで、まぶしさの感じ方が変わることもあります。

採寸では、窓全体の幅だけでなく、サッシフレームの幅、中央の位置、鍵の位置も確認してください。大きい窓ほど、見た目の中心と構造上の中心が違うことがあります。サカモトへご相談いただく際も、窓の写真やサッシまわりの寸法があると、より納まりを考えたご提案ができます。


ブラインド

素材と仕様の選び方


木製ブラインドを大きい窓に取り付けるなら、素材と仕様の違いを知っておくことが大切です。天然木、国産材、樹脂製木目調、アルミ木目調では、見た目、重さ、耐水性、防炎性、価格が変わります。

サカモトでは、智頭杉を使った国産天然木のウッディブラインドを製作しています。木そのものの風合いや、地域材ならではの表情を大切にしたい方におすすめしています。一方で、設置場所によっては別素材が向く場合もあるため、用途に合わせて考えることが大切です。


天然木は空間の印象を高める

天然木のブラインドは、空間に温かみと上質さを加えたい方に向いています。大きい窓に使うと、木の表情が広い面で見えるため、部屋全体の印象を大きく変えます。

サカモトのウッディブラインドは、智頭杉の持つ木目の美しさを活かした製品です。智頭町は古くから林業が盛んな地域で、節が少なく、木目が美しい杉が育つ土地として知られています。そうした材を職人が一枚ずつ丁寧に加工し、住まいの窓辺に合う形へ仕上げています。

天然木のよさは、印刷では出しにくい表情にあります。同じ色でも一枚ごとに木目が異なり、光の当たり方によって見え方が変わります。和室、リビング、店舗、旅館のような落ち着いた空間にもなじみやすく、時間とともに住まいに馴染んでいく点も魅力です。

ただし、天然木は自然素材です。強い直射日光、湿度の変化、水濡れが続く場所では、反りや色の変化が出る場合があります。設置場所の環境を確認したうえで選ぶことが、長く心地よく使うための第一歩です。


樹脂やアルミ木目調との違い

木のような見た目を求める場合、天然木以外に樹脂製やアルミ製の木目調ブラインドもあります。それぞれに役割があり、天然木だけがすべての場所に最適というわけではありません。

樹脂製の木目調ブラインドは、耐水性や防炎性を備えた製品があるため、水まわりや高層住宅、店舗などで検討されることがあります。浴室、洗面所、キッチンまわりなど、湿気や水はねが気になる場所では扱いやすい場合があります。ただし、製品によっては重くなることがあり、大きい窓では操作性や下地強度を確認する必要があります。

アルミの木目調ブラインドは、軽さが大きな特徴です。本物の木ではありませんが、頻繁に上げ下げする窓や、できるだけ軽く扱いたい窓では便利です。費用を抑えやすい点もメリットです。

天然木は、質感と空間づくりを重視する場所に向きます。樹脂やアルミは、機能性や扱いやすさを重視する場所で候補になります。大きい窓すべてを同じ素材にそろえる必要はありません。リビングの主役窓にはサカモトの智頭杉ブラインドを、水まわりや実用重視の窓には別素材を選ぶなど、場所ごとに考えると無理がありません。


スラット幅は窓の大きさで選ぶ

大きい窓では、スラット幅も重要です。一般的に、窓が大きいほど幅広のスラットが似合いやすく、見た目もゆったりまとまります。

幅広スラットは、細いスラットより枚数が少なくなりやすいため、たたみ代を抑えやすいという利点があります。掃除の際も、一枚ずつ拭く枚数が少なくなるため、手入れの負担を減らしやすくなります。大きいリビング窓では、木の表情も見えやすく、天然木らしさを楽しみやすくなります。

一方で、小窓と大窓が同じ部屋にある場合は、スラット幅をそろえたほうが空間全体の印象が整うことがあります。大きい窓だけ幅広、小さい窓だけ細幅にすると、窓ごとの見え方がばらつくこともあります。そのため、窓の大きさだけでなく、同じ部屋にあるほかの窓とのバランスも見て選ぶのがおすすめです。

また、ラダーテープを使うとデザイン性は高まりますが、たたみ上げたときに前後へ厚みが出ることがあります。窓枠の奥行きが浅い場合は、サッシの鍵や網戸に干渉しないかを確認してください。見た目と実用性の両方を見ながら選ぶことが大切です。




ブラインド

価格と追加費用の考え方


大きい窓の木製ブラインドは、本体価格だけで判断すると予算がずれやすくなります。サイズ、素材、操作方法、取付方法によって金額が変わり、さらに配送費や取付費、下地補強費が必要になる場合もあります。

サカモトのウッディブラインドは、智頭杉を使った国産天然木の製品です。既製の安価なブラインドとは異なり、素材の選定、加工、仕上げまでを大切にしています。そのため、価格だけで比べるのではなく、木材の質、仕上がり、空間との相性、長く使えるかを含めてご検討いただくことをおすすめしています。


本体価格は仕様で変わる

木製ブラインドの本体価格は、素材、サイズ、形状、操作方式によって変わります。特に大きい窓では、幅や高さが増えるほど使用する木材や部材が増えるため、価格も上がりやすくなります。

サカモトの製品案内では、智頭杉ブラインド横型ギア式は税別65,300円から351,400円、横型クラシックタイプは税別65,300円から187,000円、縦型は税別156,100円から854,300円とされています。実際の価格はサイズや仕様によって変わるため、正確な金額はお見積もりでの確認が必要です。

横型は、一般的な住宅の窓に取り入れやすいタイプです。横長窓、縦長窓、掃き出し窓など、窓の形状に合わせて検討できます。縦型は、高さのある窓や、すっきりした縦のラインを見せたい空間に向いています。スラットを一枚ずつ取り外せる仕様の案内もあり、メンテナンス性を重視する方にも検討しやすい製品です。

価格を見るときは、単に安いか高いかだけでなく、どの窓にどの仕様が必要かを分けて考えることが大切です。リビングの大きい窓には上質な天然木を選び、目立ちにくい場所は別仕様にするなど、空間全体で予算を組む方法もあります。


取付や配送の費用も見る

大きい窓の木製ブラインドでは、本体以外の費用も確認しておきましょう。特に、取付施工、下地補強、長尺配送、既存品の撤去、搬入経路の確認は見落としやすい部分です。

天然木のブラインドは、サイズが大きくなると重量も増えます。取付場所にしっかりした下地がなければ、安全に固定できません。石膏ボードだけの場所に取り付けると、ビスが効かず落下する恐れがあります。下地が足りない場合は、補強工事が必要になることがあります。

配送面でも、大きなブラインドは一般的な宅配便では対応できない場合があります。横幅が長い製品では、長尺物として別料金がかかったり、搬入経路の確認が必要になったりすることがあります。マンションの場合は、エレベーターに入るか、共用廊下を通れるか、管理規約で搬入時間が決まっていないかも確認しておきたいところです。

ご相談時には、製品代だけでなく、取付の有無、配送先、搬入条件、既存カーテンレールの撤去が必要かをお知らせください。最初に条件を整理しておくと、後から追加費用が出る心配を減らしやすくなります。


安さだけで選ばない

大きい窓の木製ブラインドは、安さだけで選ぶと後悔しやすい製品です。見た目は似ていても、素材、加工、操作性、耐久性、取付の安全性に違いがあります。

安価な既製品は、サイズが合えば費用を抑えられます。しかし、大きい窓では数センチのズレが目立ちやすく、左右の隙間や丈の余りが気になることがあります。窓に合わせて作る製品は費用が上がりますが、納まりがきれいで、分割位置や操作位置も調整しやすくなります。

また、操作が重い仕様を選ぶと、最初はよくても毎日の開け閉めが負担になります。特にリビングのメイン窓は使用頻度が高いため、見た目と同じくらい操作性を重視したほうが長く満足できます。

サカモトでは、智頭杉の魅力を活かした製品づくりを大切にしています。価格を抑えることだけを目的にするのではなく、どの窓に木製ブラインドを使うと最も空間が引き立つか、どこは別仕様でもよいかを一緒に整理していただくと、無理のない選び方ができます。


ブラインド

サカモトの木製ブラインド


株式会社サカモトは、鳥取県八頭郡智頭町を拠点に、国産材を使った木製ブラインド、内装材、フローリング材、家具などを製作しています。智頭町は杉の産地として知られ、節が少なく美しい木目を持つ材が育つ地域です。

サカモトでは、木材の性質を熟知した職人が、一枚一枚丁寧に加工しています。木の温もりや質感を住空間に取り入れたい方に向けて、素材選びから製品づくりまで誠実に向き合っています。大きい窓に木製ブラインドを検討されている方にも、窓の形状や暮らし方に合わせたご提案を行っています。


智頭杉を使った国産品

サカモトのウッディブラインドは、智頭杉を使った国産天然木のブラインドです。樹齢80年以上の智頭杉の中でも、柾目の整った材を選び、木目の美しさを活かして仕上げています。

智頭杉は、節が少なく木目が美しいことが特徴です。建築材や内装材としても使われており、住まいに自然な温かみを加えます。大きい窓に取り付けると、スラットの一枚一枚に木の表情が現れ、量産的な窓まわりとは違う印象になります。

また、サカモトは木材加工に長く携わってきた職人が揃っています。杉やヒノキなど、木材ごとの性質を見極めながら加工するため、素材の持つ魅力を引き出しやすいことが強みです。伝統的な日本住宅だけでなく、現代的な和モダンの住宅にも合わせやすい製品です。

木製ブラインドは、単に日差しを調整する道具ではありません。窓辺の印象を整え、木とともに暮らす心地よさを感じられるインテリアの一部です。国産材の質感を大切にしたい方には、ぜひ実物の木目や質感を見ていただきたい製品です。


横型と縦型をご用意しています

サカモトの智頭杉ブラインドには、横型と縦型があります。窓の大きさ、形、空間の雰囲気に合わせてお選びいただけます。

横型ギア式は、一般的な木製ブラインドに近い使い方ができるタイプです。横長窓や縦長窓など、窓形状に合わせて検討できます。木のスラットが水平に並ぶため、落ち着いた印象になり、リビングや和室にも取り入れやすい製品です。

横型クラシックタイプは、コンパクトな印象で、住宅のスタイルに合わせやすい製品です。南欧風の住宅にも似合う案内があり、木の温かみをさりげなく取り入れたい方に向いています。

縦型の智頭杉ブラインドは、高さのある窓におすすめです。縦のラインが強調され、空間をすっきり見せやすくなります。大きい窓や店舗、広いリビングでは、縦型ならではの存在感が出ます。スラットを一枚ずつ取り外せる仕様の案内もあり、手入れのしやすさを重視する方にも検討しやすい製品です。


ご相談前に測りたい場所

大きい窓に木製ブラインドを検討される場合は、ご相談前にいくつかの寸法を確認していただくと、より具体的なご案内ができます。必要なのは、窓の幅と高さだけではありません。

まず、窓枠の内側の幅と高さ、窓枠を含めた外側の幅と高さを測ります。天井付けを希望する場合は、窓枠内の奥行きが必要です。スラットや取付金具がきちんと納まるかを確認するためです。正面付けを希望する場合は、窓の上にどれくらい壁の余白があるかも重要です。たたみ代を上に逃がせるかどうかに関わります。

次に、サッシの中央位置、縦枠、クレセント錠、網戸、エアコンの位置を確認します。大きい窓では、これらの出っ張りがブラインドと干渉することがあります。分割設置を検討する場合は、サッシの縦桟の位置も重要です。

写真があると、窓まわりの状況が分かりやすくなります。正面からの写真、窓枠の奥行きが分かる横からの写真、窓上の壁面が分かる写真をご用意いただくと、よりスムーズです。サンプル品についても、事務所でご覧いただける場合がありますので、実物の色味や質感を確認したい方は事前にお問い合わせください。


ブラインド

安全性と長く使う工夫


大きい窓の木製ブラインドは、長く使うために安全面の確認が欠かせません。特に、取付下地、防災面、操作コード、重量への対応は、見た目と同じくらい大切です。

天然木は美しい素材ですが、布やアルミと比べて重量があります。大きい窓では、製品の重さが取付部分にしっかりかかります。安全に取り付けるためには、下地の強度を確認し、必要に応じて補強することが大切です。


高層住宅は防災面も確認する

高層マンションや店舗で木製ブラインドを使う場合は、防災面の確認をおすすめします。建物によっては、窓まわりに使用する製品について管理規約や消防上の指定がある場合があります。

木製ブラインドは、布製カーテンや布製ブラインドとは扱いが異なることがあります。ただし、天然木は燃えない素材ではありません。法律上の扱いだけで安心するのではなく、火災時の安全性まで考えて選ぶことが大切です。

高層住宅では、管理会社や管理組合に確認し、防炎品の指定があるか、木製ブラインドの使用に制限がないかを見ておきましょう。店舗や施設の場合も、内装制限や消防指導の内容により、使える素材が限られる場合があります。

大きい窓では、ブラインドの面積も広くなります。安全性を重視する場合は、防炎加工品や別素材の木目調製品を含めて検討するのも一つの方法です。ご不安がある場合は、建物の条件を確認したうえでご相談ください。


下地確認は欠かせない

木製ブラインドを安全に取り付けるには、下地確認が欠かせません。特に大きい窓では製品が重くなるため、石膏ボードだけの場所に取り付けるのは危険です。

ブラインドは、取り付けた後も開閉操作によって力が加わります。見た目には固定できているように見えても、下地が弱いとビスが緩み、落下につながる恐れがあります。大きい窓ほど、製品の重さと操作時の負荷を受け止められる下地が必要です。

新築やリフォームで計画している場合は、窓上にあらかじめ補強材を入れておくと安心です。後から取り付ける場合は、木下地や間柱の位置を確認し、必要があれば補強工事を検討します。

カーテンレールに取り付けたいというご相談もありますが、大きい木製ブラインドではレールの強度が足りない場合があります。対応可否は製品やサイズによって変わるため、事前確認が必要です。安全に長く使うためにも、取付場所の強度は必ず確認しましょう。


電動化は大窓ほど便利

大きい窓や高い位置の窓では、電動化が便利な場合があります。手動での上げ下げが重い窓でも、リモコンやスイッチで操作できれば、日々の負担を減らせます。

特に、吹き抜けの窓、家具の奥にある窓、複数台を並べる大開口では、手動操作が面倒になりがちです。電動式であれば、朝夕の開閉や日差しの調整をまとめて行いやすくなります。暮らしの中で自然に使い続けられる点が大きな利点です。

近年は、スマートホーム機器と連携できる窓まわり製品も増えています。時間帯に合わせて開閉したり、日差しが強い時間にスラット角度を変えたり、不在時に生活感を出す使い方も検討できます。大きい窓は日差しの影響も大きいため、冷暖房効率を考えるうえでも調光のしやすさは大切です。

ただし、電動式には電源が必要です。新築やリフォームの段階なら、窓上やカーテンボックス内に電源を用意しておくときれいに納まります。後付けでは配線が見える場合もあるため、見た目と工事費を含めて検討しましょう。


ブラインド

よくある質問


大きい窓では重すぎませんか

大きい窓に木製ブラインドを取り付けると、サイズや仕様によっては重さを感じることがあります。ただし、操作方法や分割方法を工夫すれば、使いやすくできます。

天然木は素材そのものに重みがあります。幅も高さも大きい窓に1台で取り付けると、上げ下げの負担が大きくなる場合があります。特に毎日ベランダや庭へ出入りする窓では、操作のしやすさを優先して考えたほうが安心です。

対策としては、ギア式など操作を助ける仕様を選ぶ、窓を2分割や3分割にする、必要に応じて電動式を検討する方法があります。分割すれば、出入りする側だけを開けることもでき、日常の動きに合いやすくなります。

木の質感を楽しみたいからといって、重さを我慢する必要はありません。設置する窓の大きさと使い方を確認し、無理なく操作できる仕様を選ぶことが大切です。サカモトへご相談いただく際も、普段その窓をどのように使っているかをお知らせください。


窓が暗くなりませんか

木製ブラインドは、取り付け方や色の選び方によって明るさの感じ方が変わります。暗くなる主な理由は、たたみ代が窓の上部をふさぐことと、濃い色のスラットを選ぶことです。

窓枠内に天井付けすると、ブラインドを上まで引き上げても、たたみ代がガラス面に残ります。大きい窓ではこの部分が目立ちやすく、景色や光を遮る原因になります。明るさを重視する場合は、窓枠より上の壁面に正面付けして、たたみ代を窓の外へ逃がす方法があります。

色選びも大切です。濃いブラウンやウォールナット系は落ち着いた印象になりますが、部屋全体はやや暗く感じる場合があります。明るさを保ちたい方には、ナチュラル系や淡い色味が向きます。智頭杉の自然な色合いは、木の温かみを出しながら空間になじみやすい点が魅力です。

実際の印象は、部屋の広さ、床材、壁紙、日当たりによって変わります。できればサンプルを確認し、昼と夜の見え方を比べてから選ぶと安心です。


タワーマンションでも使えますか

タワーマンションで木製ブラインドを使えるかどうかは、建物の管理規約や防災上の条件を確認する必要があります。一般的な住まいとは違い、窓まわりの製品に指定がある場合があるためです。

高層建築物では、カーテンや布製品に防炎性能が求められることがあります。木製ブラインドの扱いは布製品と異なる場合がありますが、天然木は燃えない素材ではありません。設置が可能な場合でも、防災面を考えて選ぶことをおすすめします。

まずは、管理会社や管理組合に、木製ブラインドを使用してよいか、防炎品の指定があるかを確認してください。店舗や事務所として使用する部屋では、住宅とは別のルールが関わることもあります。

また、大きい窓用の木製ブラインドは長尺になるため、搬入経路も確認が必要です。エレベーターに入るか、共用部を通れるか、搬入時間に制限がないかを事前に見ておきましょう。注文後に搬入できないと困るため、早めの確認が安心です。


掃除や手入れは大変ですか

木製ブラインドの手入れは、日常的にホコリを落とすことが基本です。カーテンのように取り外して洗うものではないため、こまめに軽く拭くほうがきれいな状態を保ちやすくなります。

大きい窓では面積が広くなるため、掃除のしやすさも選ぶ前に考えておきたい点です。幅広のスラットは枚数が少なくなるため、細いスラットより拭く回数を抑えやすいです。ハンディモップややわらかい布で、スラットの向きをそろえながら拭くと手入れしやすくなります。

天然木は水分を含ませすぎないことが大切です。強い水拭きや洗剤の使用は、製品によっては木を傷める原因になります。汚れが気になる場合は、乾拭きまたは固く絞った布でやさしく拭く方法が基本です。

サカモトの縦型智頭杉ブラインドには、スラットを一枚ずつ取り外せる案内があります。手入れや部分的な確認がしやすい仕様を求める方は、縦型も候補になります。設置場所やお手入れの頻度に合わせて選ぶと、長く使いやすくなります。


カーテンとどちらが向きますか

大きい窓でカーテンと木製ブラインドのどちらが向くかは、暮らし方によって変わります。木の質感とすっきりした見た目を重視するなら木製ブラインド、やわらかさや遮光性、断熱性を重視するならカーテンが向きます。

木製ブラインドは、スラットの角度で光と視線を細かく調整できます。昼間に外からの視線を抑えながら自然光を入れたいリビングでは、とても使いやすい製品です。木の質感が加わるため、床材や家具と合わせて空間全体を整えたい方にも向いています。

一方で、寝室でしっかり暗くしたい場合や、断熱性を重視したい場合は、遮光カーテンや厚手のカーテンが合うこともあります。木製ブラインドはスラットの隙間やコード穴からわずかに光が入る場合があるため、完全な暗さを求める場所では注意が必要です。

組み合わせる方法もあります。大きい窓に木製ブラインドを取り付け、必要に応じて薄手のカーテンやサイドカーテンを合わせると、見た目と機能を両立しやすくなります。ただし、レールやブラインドの出幅が干渉しないよう、奥行き寸法は事前に確認してください。


大きい窓の木製ブラインド要点

  • 大きい窓の木製ブラインドは見た目だけでなく重さと納まりで選ぶことが大切
  • 木の質感を楽しみたいリビングや和モダン空間には天然木がよく合う
  • 毎日出入りする掃き出し窓は分割設置にすると使いやすい
  • 分割位置はサッシの縦枠に合わせると光漏れが目立ちにくい
  • たたみ代を避けたい場合は正面付けで窓上に逃がす設計が有効
  • 大きい窓では幅広スラットのほうが見た目も手入れも整いやすい
  • ラダーテープ仕様は美しいが窓枠の奥行き確認が必要
  • 天然木は湿気や直射日光の影響を受ける場合があるため設置環境を確認する
  • 水まわりや防災性を重視する場所では別素材も候補になる
  • 高層住宅では管理規約や防炎条件を先に確認するべき
  • 下地が弱い場所に大きな木製ブラインドを付けると落下リスクがある
  • 電動式は高窓や大開口ほど日々の操作を楽にしやすい
  • 本体価格だけでなく取付費や配送費や補強費も見積もりで確認するべき
  • サカモトのウッディブラインドは智頭杉の木目と国産材の質感を活かした製品
  • 実物の色味や窓まわりの寸法を確認してから相談すると失敗を防ぎやすい


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代表者名 坂本 晴信
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